MENU

オビディエンス関連規定:JKC(ジャパンケネルクラブ)

1.出陳・受験について
(1)オビディエンスは、競技と試験が同時となっており、競技会の成績が
  そのまま試験の成績となります。

①オビディエンス試験は、競技会会場でのみ実施します。(公認訓練所不可)
②出陳料と受験料が必要となります。(出陳のみ、試験のみという選択は不可)
 ただし、当該クラスの試験に合格した場合、上のクラスに合格するまでは、
 競技会に出陳の際は、当該クラスへの出陳料のみとなります。
③出陳料・受検了は、締切日までに必着(消印無効)となるように
 お申し込みください。
 ア.出陳料 1頭につき10,000円(本部主催)
         (ブロック・ST連合会8,000円、クラブ7,000円)
 イ.受検料 1頭につき5,000円


(2)オビディエンスは、各科目ごとに順を追って受験しなければなりません。
①オビディエンスIの受験資格は、本会会員が所有する、9ヶ月1日以上の
 本会登録犬で、CDII(家庭犬中等科)以上の訓練試験に合格し、
 登録していなければなりません。
②オビディエンスIIの受験資格は、本会会員が所有する、9ヶ月1日以上の
 本会登録犬で、オビディエンスIに合格し、登録していなければなりません。
③オビディエンスIIIの受験資格は、本会会員が所有する、15か月1日以上の
 本会登録犬で、オビディエンスIIに合格し、登録していなければなりません。
(3)試験の合否
①満点を320点とし、合計得点が224点(70%)以上を合格とします。
②一つの課目が0点であっても、合格点に達していれば、合格となります。
(4)合格の評価
満点を320点とし、次の通り合計得点によって評価されます。
①V(優) 288点以上
②SG(特良) 256点~287点
③G(良) 224点~255点
(5)競技(試験)
①競技(試験)は、3頭から6頭を1組として行う課目(課目1・2)が
 ありますので、3頭以上の出陳申し込みがない場合は中止とします。
 当日、欠席のため頭数不足となった場合は、ダミー犬を使用します。
②発情犬は、クラスの最後の組で競技することになります。
 頭数によっては、ダミー犬を使用します。
(6)オビディエンスに出陳する同一犬の重複出陳については、
  次のいずれかとします。

①家庭犬中等科から大学科のうち1つのクラス。
②服従作業中等科・臭気選別および足跡追求の部のうち1つのクラス。
2.審査について
(1)審査は、本会公認審査員により厳正公平に採点します。
  審査員は、A・B級訓練試験委員で有資格者から選任されます。
(2)特典は、課目の終了ごとに審査員が掲示します。
①得点は5点~10点(0.5点刻み)とし、5点未満は全て0点となります。
②課目の得点は、審査員が掲示した得点に、課目で定められた
 係数を乗じたものとなります。
 例:8点(審査員)×3(係数)=24点(当該課目の得点)
(3)総合得点が同点の場合は、指定課目の合計得点の高いものを
  上位とします。

  指定課目の合計得点も同点の場合は、担当審査員が判定します。
①オビディエンスIの指定課目:課目4・6・7
②オビディエンスIIの指定課目:課目3・5・6
③オビディエンスIIIの指定課目:課目3・5・6
(4)トレーニングチャンピオンポイントについて
  満点を320点とし、合計得点が256点(80%)以上の得点を得た犬に、
  メジャー・トレーニングチャンピオンポイントを付与します。
3.公認訓練士について
(1)公認訓練士資格取得試験の試験実績にオビディエンスを追加します。
  OBI=CDIII相当、OBII・OBIII=CDX相当
4.その他の注意事項
(1)競技進行は、全てスチュワードが行います。
(2)脚側行進のコースは、当日の朝に発表します。
(3)チョークチェーンで、犬の首が締まる状態は不可とします。
(4)リードを外して肩に掛ける場合は、留め具は右側(犬側不可)の
  位置とします。
(5)各課目終了後に軽く褒めることは認められます。(犬を軽く撫でる程度)
(6)リングの広さは、約30m×40m位を必要とします。
(7)目印は三角コーン(高さ約15cm~30cm位)とします。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

東京在住。犬のいない生活なんて考えられない!犬中心の毎日を送っています。趣味はアジリティー(ドッグスポーツ)と写真。

目次
閉じる