抜歯手術を受けることにした経緯
昨年1月中旬に訪れた歯科検診で、ホッピーの歯周病が進んでいると指摘を受けていました。その時、2~3年以内に抜歯した方がいいと言われたんですよね。
それまでにはまだ猶予があるし、歯を残したいという気持ちと、脳圧をあげたくない(持病の水頭症を悪化させたくない)ので麻酔をしたくないという思いがあり、歯みがきの練習をしながら様子をみていました。
そんなある日のこと、ノアの下の前歯がぐらついていることを発見。歯の表面は綺麗なので、歯茎が弱っていることに気付くのが遅れてしまいました。年末に慌ててお友だちの愛犬が歯のメンテナンスで通っている病院に行ってきました。
病院を変えたのは、今まで行っていたところは予約ができず、小さい待合室でかなり待たなければいけないので、ホッピーとノアのストレスになると思ったから。
実はホッピーはついでの診察だった!
抜歯は先のことだけど、どうせ行くならホッピーも診てもらおうと思い、念のため水頭症を診断した時のMRI画像の入ったCD-ROMを持参。先生にお見せしたら、「(抜歯)できますよ♪」
後日受けた血液検査の結果、いたって健康!のお墨付きをもらい、抜歯する運びとなりました。
お願いすることにした決め手
初回の診察で先生がホッピーを抱っこしながら説明してくれた時の、ホッピーの様子が一番の決め手でした。多少の緊張はあるものの、暴れることなく落ち着いて抱っこされてたから。もう一つは先生の麻酔の腕。
お友だちから、先生の技術だったらシニアになっても麻酔を安心してかけられると聞いていたこと、水頭症の犬に対する理解が深いのも決め手になりました。
お迎えの時間になるまでノアとご近所散歩
ホッピーを病院に預けた後、ハマクロの面会へ。いったん帰宅し、ノアとお散歩に出かけました。しばらくお散歩らしいお散歩ができていなかったので(ごめんよー)、ノアも楽しそうです♪
川面を撮ろうとカメラを向けたら、自ら私の前に座りモデルをする気満々だったノア(笑)
梅が満開でした!
抜歯は無事に終了
手術が始まって1時間後に先生から電話があり、「無事に終わりました。もう立ち上がってスタスタ歩いてますよ~♪」覚醒の早さにビックリ。すぐにでも迎えに行きたい気持ちを抑えて、夕方迎えに行きました。
前歯を上下3本ずつ、右下の前後臼歯3本の合計9本の歯を抜きました。抜いた歯を見ると状態が悪かったのがよく分かりますね(^_^;) これで前歯は全部無くなりました(上下1本ずつはすでに抜けていたため)。
麻酔をするので、足の爪も短く切ってもらいました。ショードッグの爪より少し長めの仕上がりです。これで、パッドの握りがよくなりました。
歯を残したいというのは私のエゴだったかもしれない
年老いてもできるだけ自分の歯で食べ物を食べたい、という思いが私自身にあるため、ホッピーの歯もできるだけ残したいと思っていました。ですが、これは私のエゴだったかもしれません。
抜歯後のホッピーを見て、舌が出てませんねと先生に言うと、「今までは舌が出ていたのではなく、出していたのかもしれませんね」
「構造上、一般的には(犬歯に引っかかって)舌は出ないんですよ。ホッピーちゃんは舌を口の中に収めていると、(歯周病のため)痛みがあったのかもしれませんね」
ハミガキをちゃんとできるワンちゃんならともかく、お口のお手入れのできないホッピーの場合は、もっと早く抜歯すべきでした。舌チロを可愛いと思って見ていたのが悔やまれます。
気になっていた口臭はすっかり無くなりました。今後は犬歯は残せるように、歯みがきの練習をするぞ!と心に決めました。