今日は典型的な負けパターンにはまってしまった。
オーストラリアがワールドカップ出場回数を増加させるため、これまでの「オセアニア=0.5枠」即ちオセアニアチャンピオンになっても、南米の5位とかアジアの4位等とプレーオフに勝利してはじめて出場権を獲得できる、という中途半端な状況から「アジア枠」への参加が承認された次回予選からは強力なライバルになることは間違いない。以前は、オセアニア予選を勝ち抜いたものの、アジアの4位のイランとの戦いに敗れ、その前は、アルゼンチンやウルグアイ等南米の5位と争った結果、僅差でワールドカップ出場を逃した経緯がある。その結果、オーストラリアで2番目の金持ちが会長をしているオーストラリアサッカー協会がアジア連盟に金をばらまいて、自国を「アジア枠」に参入することに成功した、という噂を聞いた。
まして今回のアジア勢の惨憺たる結果(日本、韓国、サウジアラビア、イランの4カ国すべてが予選リーグ敗退)により、ヨーロッパ諸国から「アジア枠」を減らすようFIFAにプレッシャーがかかるであろう、などと想像すると、日本の本大会での好成績(決勝トーナメント進出)どころか、ワールドカップ出場さえ危ぶまれる。
アジアが「3枠」にでもなってしまったら、韓国、イラン、サウジ、中国、オーストラリア、日本、イラクに加えて、UAEやバーレーン、カタール、クェートなどの中東勢も侮れないし、日本が苦手とするサッカーをしてくる・・・
果たして2010年の予選組み合わせは・・・
帰りの遅延する列車の中、疲労困憊した頭でそんなことを考えつつ帰路についた。
毎大会、「君が代」を歌ってコナキジジィになりたいよ~、と切に思うオットであった。
つづく
ズボラなオットの緻密な旅計画<23>
2006.08.30
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