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ズボラなオットの緻密な旅計画<11>

2006年6月8日(木)
荷物を駅のコインロッカーに預けた後、ワールドカップスタジアム近くにあるチケットセンターに急ぐ。そこは既にチケット交換を求める人々で長蛇の列だった。かなりの人達が母国のユニフォームを着ている。何と我々の前は黄色のユニフォームを着たオーストラリアの3人組だった。皆かなり大柄だ。つい試合でヘディングシュートを決められる場面を想像してしまう。現実にならなければいいが・・・
2時間半も待たされて、ようやくチケットゲット~っ!グリーンでかなり硬い紙だ。仕事よりもずっと念と気合を入れて作成した譲渡書類も完璧だった。
「私の親友と義母」というあり得ないペアで申し込み、当選したものが、私とカミさんの名前で生まれかわった。
ミュンヘンに戻り、遅い昼食を摂る。
その後、宿泊地のザルツブルグに向かう。
途中、23年前に初めてドイツに来た際に、3ヶ月間語学研修のために滞在したプリーン駅に停車。その時は、1月で雪深く初めての海外生活ということもあって心細かったが、今思うととても懐かしい。
いつかまた訪問してみたい。
18時2分 ザルツブルグ駅到着。
ホテルは目の前だ。香港乗換え、チケット交換などここまで直行したわけではないが、家を出てからいったい何時間経ったのだろうか。
ようやく体中からアドレナリンが消えていくのを感じる。
枕が替わるとなかなか寝付けないが、今夜はツマと同様3秒で眠れそうだ。
意外と神経質なオット・・・
つづく

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この記事を書いた人

添乗員になりたかっただけあって旅行のプランニングが得意。学生時代はサッカーに夢中で、ワールドカップは5回観戦しました!

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