日常生活には困らないし、面白くなさそう、ガンガンにチョークを使ったりして厳しいのでは?などの先入観もあって、オビにはなんとなく興味はあったけど、キャバリア3頭だけを飼っていたときはしつけ教室に通うぐらいで終わっていました。結局、その時は必要性を感じていなかったのですね。
ひょんなことからアジリティーという競技を知り習うようになってから、訓練が入っているのといないのではかなり違うと実感するようになりました。
まず、何かを一緒にやる・こちらが指示したことに従うということに慣れていないので、何を要求されているのか理解が遅い、掌握されていないので勝手に走り回る、待てないなどアジリティー以前の問題があってなかなかレッスンが進みませんでした。
そんな反省から4頭めのキャンティは、週1回訓練士さんに来ていただいて、どうやってトレーニングするかを習っています。まずは、誰がリーダーなのかを教えていき、また犬自身が褒められて嬉しいということをたくさん学習していきます。「次に何をやるの?」と指示を待っているときの期待の表情は可愛くてたまりません。
キャンティは手のかからないコだったので、アジをやっていなければオビもやらなかったかもしれません。でも、そうしたら今の関係はなかったと思うし、やはりせっかく犬という人間と何かをするのが好きな動物を飼うのですから、オビをして良かったと思っています。
みどりさんがご自身のブログ「いぬのたまご」で書かれていますが、オビディエンスは
科目をマスターすることが目的なのではなく、モチベーショナルトレーニングを実践し、犬とのコミュニケーションをより深く細やかにしていくためのツール
なのです。
みやちゃんの7月25日のブログBest Friend Miyaもお読みください。トレーニングの意義について書かれています。
2005.11.13追記
NAOさんのブログla preparazioneの服従訓練ってもどうぞ。