独自ドメインで運用している
MovableTypeをエックスサーバーからさくらへ移転しましたので、
自分の備忘録代わりに残しておきます。
※画像をクリックすると大きくなります
 手順1
 手順1
まず、移転元サーバーのデータベースを保存します。
SQLightならFTPでローカルにダウンロードするだけなので簡単です。
MySQLの場合は、レンタルサーバー会社の管理画面から操作をします。
エックスサーバーのサーバーパネル

「phpmyadmin」をクリック。
 手順2
 手順2

「エクスポート」を選択。
 手順3
 手順3

「ファイルに保存する」に「笨刀vを入れます。
「実行する」をクリックするとローカルにデータを保存できます。
 手順4
 手順4
移転先のサーバーにデータベースを設定します。

「データベースの設定」を選択
 手順5
 手順5

データベース用のパスワードを入力して送信すると
下の画面のようになります。

 手順6
 手順6
手順3でダウンロードしたデータをテキストエディタで開きます。

SAKURAというエディタだと文字化けしませんでしたが
TeraPadで開いたら文字化けしました
でも、そのままで大丈夫。

SET SQL_MODE=”NO_AUTO_VALUE_ON_ZERO”;
と
CREATE DATABASE `旧データベース名`;
の2行を削除して
USE 旧データベース名;
を
USE 新データベース名;
に変更します。
移転先のさくらインターネットの場合、
データベース名はアカウント名と同じです。

 手順7
 手順7
修正したデータベースファイルを移転先にアップロードします。
さくらの管理画面  データベースの設定
 データベースの設定  管理ツール
 管理ツール
のアイコンをクリックして、phpMyAdminにログインします。
 手順8
 手順8

ログインしたら、「インポート」から先ほど修正したデータを
さくらのデータベースにインポートします。
上記画像の左側のようになっていれば大丈夫です。
 手順9
 手順9
さくらにMTをインストール。
MT管理画面の公開のサイトURLを
「http://アカウント名.sakura.ne.jp/ディレクトリ名/」
にして再構築。
データがちゃんと入ったのを確認してから
独自ドメインのネームサーバーを
エックスサーバーからさくらインターネットに変更。
MTの公開サイトURLを独自ドメインに変更、再構築。
以上で、サーバー移転が完了です。
※「mt-config.cgi」の設定も忘れずに!
 手順10
 手順10
画像データの移転をします。
画像は前のサーバーにアップしたものをダウンロードして
新しいサーバーにアップすればOK。
フォルダ名を変更しなければ、記事内の画像URLも
変わりません。
<補足>
やってみると、データベースの移行は簡単でした。
データベースを移行してサーバーを移転すると、
環境がそのままなので楽です。
MTの管理画面でエントリーの書き出し(エクスポート)
によるデータの移転という方法もありますが、
それですと、個別エントリーのURLが変わってしまう
リスクがあります。
個別エントリーにSEO対策している人には
向かない方法です。
また、テンプレートをいちいちコピペして貼り付ける作業も
結構手間がかかります。
MTで複数のブログを運用しているとその数だけ
やらなければいけませんから。
データベースの移転なら、エントリーだけでなく
テンプレなどもそのまま移転できます。
 
	 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			