本村伸子先生による犬・猫のための手作りごはんセミナー「初心者のための手作りごはんセミナー in 東京12月23日」に行ってきました。
10月に行った手作りごはん 入門講座は、【まずは手作りごはんを始めましょう】という感じでしたが、今回はもっと突っ込んだ内容で、非常に濃く勉強になり、3時間半があっという間でした。
まずは市販のペットフードの選び方から始まりました。
フード選びのポイント
原材料の注意点
一般的なフードはタンパク質の種類が多いのですが、それだと消化に負担がかかるので、できるだけ種類の少ないもの(1種類がベスト)を選ぶこと。
特に重要だと本村先生がおっしゃったのがアレルギーの原因となる代表的な物質が入っていないものを選ぶこと。
探せばあるとのことだったので、セミナー後にお聞きしたら
「探す手間を惜しんではいけません。」
とのこと。
おっしゃる通りでございます
で、探してみたら確かにありました!
ナチュラル系フードの注意点
酸化しやすいのがネック。できるだけ少量の袋で新鮮なうちにあげるようにすること。1ヶ月に食べきる量ではなく、そのフードの一番小さな販売単位で。8kgとか4kg入りじゃなく、1kgとか500gなど。100gや50gであればもちろんその方がいいです。
小袋だとグラム単価が高くなりますが、酸化したフードは老化を早めます。魚油は特に酸化しやすく、酸化防止剤にエトキシンが使われている可能性が高いので避けること。オメガ3やオメガ6脂肪酸はカプセルなどのサプリであげること。
手作り食との併用
フードに混ぜてもいいもの、混ぜない方がいいものを教えていただきました。
食事のイロハ
食材の割合
これは本村先生の本にかかれている通りの
肉:野菜 = 6:4~8:2(犬の場合)
※重量ではなく見た目で判断。重量だと野菜の量が多くなり過ぎる。
お肉の量は体重の約2~3%(1回分ではなく1日)。
小型犬なら3%で様子を見て調整。(成犬)
ホッピーはまだ子犬なので、1回の量を体重の2.5%程度あげてます。
あとはどんな動物性食品をあげたらいいか、理想のあげ方、どんな植物製品をあげたらいいか、穀類はどうしたらいいか、注意する食材、などなど。
ここには全部を書けないのが残念です。
基本的なことは本で学べますが、本村先生はサバサバした女性で、お話しも面白いので手作りごはんに興味のある方は、セミナーに参加されるといいですよ。
リンク 手作りセミナー
セミナー受講前に私が読んだ本
本 もう迷わない! ペットの健康ごはん
お誘いくださったイチきなママさん、ありがとうございました!