今年2月の福岡でのアジリティ競技会は、ノアチームにとって初めての飛行機遠征でした。
今までの遠征は車移動ばかりでしたので、事前の準備というのは特に考える必要はありませんでした(持っていくかどうか迷ったら、取りあえず車に積んでおくというスタイル)。日帰り競技会に必要な物のほかに、人の着替えや犬たちのごはんを追加するぐらいです。
でも、飛行機となると話しは別。私自身が飛行機に乗る機会がほとんどなく勝手がわからないため、遠征慣れしているお友だちに事前にいろいろと教えてもらい無事に行ってくることができました!
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まずは自分の飛行機と宿泊の予約
最初にしたのは、自分が乗る飛行機と宿泊の予約。飛行機や新幹線などの移動と宿(ホテル)は別々に予約するよりもパックになっている方が断然お得です。わたしは「じゃらん」で予約しました(ローソンなどで使えるPontaポイントが貯まります)。
航空券+宿泊予約 じゃらんパック
福岡遠征の際は、クーポンを利用したおかげで旅行代金が8千円引きになりました♪
ペットとおでかけサービスで事前準備【JAL国内線】
自分の予約が済んだら次はノア(犬)の準備です。小型犬を国内線に乗せる場合は予約は不要ですが、空港で慌てないためにペット料金を事前にクレジットカードで支払い、同意書をJALのホームページからダウンロードして記入しておきました。
ペット料金は先払いしておくとチェックインがスムーズ
空港の手荷物を預けるカウンターで、現金またはクレジットカーでペット料金を支払うことができます。
しかし、事前にJALのホームページで支払っておけば(※)、当日もしチェックインが間際になってしまっても慌てずにすみます(交通事情で空港に着くのが遅れることもありますから)。というわけで、私はネットで支払いを済ませておきました(羽田・福岡間は片道6,000円、往復で12,000円でした)。
JAL ペット料金事前お支払サービス
JAL ペット料金のご案内(2017年3月26日~10月28日)
※事前支払いは小型犬・中型犬のみ対応
同意書をダウンロード、記入して持参する
犬を飛行機に乗せるためには、航空会社指定の同意書を提出する必要があります。
- 名前
- 住所
- 犬種
を書く必要があり、これを当日カウンターで記入するのは面倒です。また係員が記入する欄が6ヶ所もあるため、搭乗時間ギリギリになってしまうとかなり焦ります。事前に書いて持って行くことをお勧めします。
ダウンロード ペットを預けるための同意書(JAL)
手荷物カウンターへ出発30分~1時間前までに行く
公式サイトにはペットのチェックインは出発時刻の30分前と書いてありますが、余裕をもってカウンターに行きましょう。福岡空港で担当者の方が、1時間前に来てもらえるとありがたいとおっしゃっていました。
犬を預けるためのクレートを借りる(持込可)
犬を飛行機に預けるにはクレートが必要です。クレートは自分で用意したものでもいいですし、借りることも可能です。SとMサイズのクレートなら予約も必要ありません。
今回ノアは、航空会社のクレートを予約してお借りしました(※)。空港まで公共の交通機関を利用したので、クレートを持って行くのは(自分のコロコロキャリーとボストンバッグもあったし)かさばるため、ノアはキャリーバッグで移動。
※SとMサイズのクレートは予約不要ですが、ペット料金を事前に支払う際、クレートを借りるかどうかチェックマークをつける欄がありますので、借りる予定ならチェックマークをつけておくとスムーズです。
犬用のクレートを持って行くか借りるか迷ったら……
※持ち込みクレートの場合、ネットをかけられるケースあり。
使い慣れているクレートを持参することをお勧めします。普段使っている物の方がわんちゃんも安心のはず。旅慣れていないならなおさらです。もし借りるなら、いつも敷いているマットを入れるなどしてあげてください。
出発当日は早めに空港へ行こう
羽田空港まで電車とバスを利用しました。フライト時間に合わせて家を出ると、ちょうどラッシュにぶつかるため、早めに行くことにしました。車で行く場合も思わぬ渋滞で遅れることのないようお早めに!
ちなみにJALは第一ターミナルです。
ターミナルの展望デッキをお散歩
時間があったので、第1ターミナルの屋上にある展望デッキに行ってみました♪ 富士山も見えました!
羽田空港のターミナル内および建物周辺には犬が排泄できるようなところはない
犬を預ける前に排泄させたいと思っていましたが、建物内はもちろんのこと、周辺にもできそうなところはありません。どうしてさせたいなら、駐車場の1階に芝生があるのでそこなら排泄できるかもしれません(後始末はきちんとしましょうね♪)。
まさかの機上待機!
羽田空港から福岡空港までの飛行時間は約2時間のはずですが、大雪で時間通りに着陸できず、空の上で旋回しながら待機。
九州の他の空港に降りたらどうしよう……、まさか羽田に引き返したりしないよね?、ノアは大丈夫かな、などと思っているうちに着陸しました。無事に着いてホッとしました。
空港に到着したら、係員が犬を連れてきてくれます
飛行機が目的地の空港に到着したら、手荷物受取所で係員から犬を受け取ります(預けた手荷物と一緒にターンテーブルから出てくるわけではありません)。
持ち込みクレートの場合はそのまま手荷物カートに乗せて出口へ。我が家はクレートを借りたので、その場でノアを出してクレートは返却。ノアは持参したキャリーバッグに入れて空港を後にしました。
【番外編】冬期の車中泊に必要な物
福岡遠征では犬と泊まれる宿を予約できなかったので、ノアはお友だちのわんちゃんと一緒に車中泊することになりました。寒くなることが分かっていたので、防寒対策として、以下の物を用意しました。
ノアが着ているのは黒のエアライナーで、裏地がフリースになっている防寒服です。薄手の服の上に着せました。夜の間は、さらに厚手のジャケットを着せ、暖房器具替わりに、ホカロンをクレートの側面や天井に貼り付けました。
クレートの底には厚手の銀マットを敷き(あらかじめクレートの底の大きさに合わせて切って持参)、中には毛布やダウンジャケットを敷き、エマージェンシーシートをかぶせました。
エマージェンシーシートでクレートを全部覆ってしまうと酸欠になってしまうかもしれないので、空気が通るように隙間を開けておきましょう。
まとめ
今まで犬連れで旅行するのに飛行機で行くことは考えたことがありませんでしたが、車より移動時間が少ないのがいいですね。イヌもヒトも疲労が少なくラクかもしれないと思いました。
事前に準備しておくもの
- ペット料金の先払い(犬用のクレートを借りる場合はネットでペット料金支払い時に借りる欄にチェックマークをつけておく)
- ペットを飛行機に乗せるための同意書をダウンロードして記入しておく
当日搭乗までの流れ
- 早めに空港へ行く
- 時間があればターミナル周辺や展望デッキを散歩するのもあり
- 出発1時間~30分前に手荷物カウンターで犬を預ける(自分の荷物も預けるならこのとき一緒に預ける)
空港に到着してからの流れ
- 手荷物受取所で犬を受け取る(自分の荷物はターンテーブルから回収)
- レンタカー会社に電話して迎えに来てもらう
- レンタカーを借りる手続きをする(犬はラゲージルームのみか要確認、敷物の貸し出しがあれば借りておく)
それでは、楽しいご旅行を!