2015/10/14

モルト、虹の向こうへ

2007年7月23日(月)20時過ぎに、モルトは虹の向こうへ旅立ってしまいました。


前回の通院後、
日曜日の午前中に、かかりつけの獣医師のところへ行ってきました。
レントゲンの結果は、残念ながらやはり肺水腫でした。余命は、症状が出てから1年~1年半。まだ、もう少し一緒にいられる時間がある、と思いました。強心剤のジキタリスを追加で処方。
診察が終わって、モルトを車に積んでいるハウスの中へ。受付で会計を済ませて車に戻るとなんとモルトがハウスから出ているじゃないの!
何で??
どうやってハウスを開けたのか、それとも私が扉を閉め忘れたのか。後部座席の背もたれの上に乗って尻尾を振ってこちらを見ているモルト。さては、また何かしでかしたと思い確認すると、犬バッグに入れてあったおやつの入れ物が、空になっているのが見えました。モルトは全部食べて満足そう。
午前中は元気そうにしていたのに、家に帰ってから、だんだん呼吸が辛そうになってきました。夜中にはモルトの咳きで何回か目が覚めました。
月曜日は、ずっとモルトのそばで過ごしました。
夫が帰宅し、ソファに座っていると、モルトがソファに飛び乗ってきました。トイレに行くのも水を飲むのも辛そうだったのに、何でそんな力があったのか、今でも不思議です。
モルトは夫の膝に頭を預けながら、夫に撫でられながら息を引き取りました。
やんちゃで甘えん坊で、いつまでも子どもみたいだったモルト。
いつもしっぽをブンブン振っていたよね。
図々しいくせに繊細で、執着心が強かったモルト。
フリスビーが大好きだったモルト。ママ、投げるのが下手くそでごめんよ。
ボール遊びや水遊びも好きだったよね。
キャバリアにしておくには惜しい身体能力を持ち合わせていたね。
パパは、いつでもモルトのことを自慢に思っていたよ。
鼻を舐めるのが好きだったモルト。力強く舐めるから、いつも鼻がヒリヒリしたよ。
アジリティーでは、スタートで「マテ」ができなくて、飛び出していったモルト。
みんなの「出た~っ!!」って声でいつも慌てちゃったよ。
慌てん坊で、走り出しの何歩かは空回りしてたよね。
食いしん坊で、隙を見つけてはテーブルの上を物色していたモルト。
あけたばかりのバターを半分以上食べたこともあったね。
綺麗好きで、トイレが少しでも汚れていると、わざとトイレを出たり入ったりして、ペットシーツをきれいにするように文句を言ったね。
体内時計が正確で、時間にうるさかったモルト。
夜の8時半を過ぎると、時には正面から、時には物陰からじぃ~っと熱い視線をこちらに投げかけて、ご飯の催促をしたよね。
11時を過ぎると、今度は寝ようって催促したね。
普段はリビングのトイレを使うのに、寝る前は寝室のトイレってなぜか頑なに決めていたよね。
妙に静かで気配がないと思ったら、どこかからか何かを見つけ出し、そっと持ち出して隠れてカミカミしていたね。
辛い体を脱ぎ捨てて、今は自由に走り回っていると思うようにしているけど、モルト、キミがいなくなって寂しいです。
ジンもキャンティもおとなしいから、家の中がすごく静かになっちゃったよ。
モルト、キミは今までも今でも、そしてこれからもずっと大切でかけがえのない存在です。
いつかまた、キミに会える日が来るのを信じて、しばらくの間お別れです。
キミと一緒に過ごせて、幸せでした。
ありがとう。

ヒトミ

著者:ヒトミ

東京在住。犬のいない生活なんて考えられない!犬中心の毎日を送っています。趣味はアジリティー(ドッグスポーツ)と写真。

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