帯状疱疹後神経痛で痛みと痒みあり
今年初めに帯状疱疹に罹患したオットは現在、帯状疱疹後神経痛に悩まされています。皮疹はほどなく綺麗になりましたが、痛みと痒みが残っており今も薬を服用しています。
帯状疱疹および帯状疱疹後神経痛の痛みと痒みはこんな感じ
オットに発疹があったのはまぶたから頭皮にかけてで、頭皮はジンジンし、おでこと目の奥はチクチクする痛みでした。皮疹が出たときの痛みを10とすると、1ヶ月後ぐらいが6強、4か月過ぎた現在は3ぐらいのようです。
痛みと痒みがピークのときは夜も眠れずとてもつらかったと言っていました。今はだいぶ良くなったとはいえ、皮疹のあったところを触ると痛いというかチクチクするというか、神経に障るようです。
こういう人が帯状疱疹後神経痛になりやすい
高齢で帯状疱疹の初期の症状がひどく、免疫力が低下していると皮疹が無くなったあとでも神経痛になりやすいそうです。まさにハマクロに当てはまります。
リンパ節切除後の後遺症のその後
耳から顎の下までを切開してリンパ節を取った影響で、以下の後遺症が出ています。
- 唾液の分泌量が少ない
- 片側顔面麻痺
- 滑舌が悪い
唾液の分泌量が少なくて激やせ
唾液の分泌が少ないと噛んでも噛んでも、食べ物を喉の奥に送ることが難しく飲み込むことが上手にできません。口の中にとどまったまま。
その結果、食事の時間が長くなり、たいして食べていないのに満腹になってしまい、必要なカロリーを摂取できず痩せてしまいました。
お尻や太ももの筋肉がげっそり落ち、また肩が内側に入り姿勢も悪いので、まるでお爺さんのようです……(硬い椅子に座っているとお尻が痛くなると言っています)
片側顔面麻痺も食べにくさを助長する
麻痺している側の唇をうまく動かせないので、食べ物や飲み物をこぼしてしまいます。
食事は汁けのあるものやとろみをつけています
少しでも食べやすいようにボソボソするものは避け、鍋物(これからの季節は気温が高くなり、いつまでも鍋というわけにいかないのでどうしましょう)やとろみ剤を使えるような料理を中心に作っています。
リハビリで滑舌はよくなった!
顔面のマッサージとリハビリを続けていましたが、目に見える効果がなかなか現れませんでした。それが、昨日から口が回るようになってきました! 麻痺で垂れ下がっていた頬や唇も上がってきました。
声帯の動きが悪いため、声がかすれていてまだまだ聞きやすいとは言えませんが、大進歩です(友人から電話がかかってきても、出て話すことができなかった)。
こういうのって徐々に良くなるというよりは、ある日突然よくなるものなんですね! オットにはさらにリハビリを続けてもらい、手術前みたいにしゃべれるようになって欲しいです。
マッサージのやり方
顔面麻痺が続くと筋肉が衰え、頬が垂れ下がりのっぺりしてしまいます。実際、左右で顔の雰囲気が全く変わってしまいました。入院中から頬を中心にマッサージするよう、担当医から指導がありました。指先でくるくる撫でたり、上下に動かします。
リハビリのやり方
術後3ヶ月ぐらいからリハビリを開始しました(術後すぐにリハビリを始めるのは、表情をつかさどる神経の繋がりがおかしくなることもあるのでよくない)。目を開けたり閉じたり、口を真横に引いたりすぼめたりなどを、おでこ、眉、目、口などの部位ごとに左右対称にできるように鏡を見ながら行います。
ハマクロのお調子者らしさが戻ってきた
少ししゃべれるようになって、冗談を言うことが多くなりました。根がお調子者なので(爆) これで負のループから抜け出せるかな?(かなり期待してます)
今後の課題は体力づくり
今は一人で外出することはほとんどなく、出かけるのは1ヶ月に一度の通院ぐらい。気候も良くなってきたので散歩に連れ出し、もっと外気に触れさせたいですね(気晴らしになるお散歩は帯状疱疹後神経痛にもいいようです)。
昼間はテレビの体操をやっているようですが、家事ももっとやってもらわないと。ホッピーは無理としても、ノアのお散歩に行ってくれるようになるといいなと思っています。