2015/10/19

メラノーマ(悪性黒色腫)による抗がん剤治療の記録

ジンはキャバリアなので、ご多分に漏れず
僧帽弁閉鎖不全症で心臓はよくなかったのですが
亡くなった原因はそれとは別の病気でした。
メラノーマとも呼ばれている悪性黒色腫です。
治療は手術による切除、その後抗がん剤による
化学療法が一般的です。

12月10日(木)

ジンの口内に腫瘍を発見。
気づいたのは、水入れに血が混ざっていたから。
口が切れて、傷があるのかと思ったら腫瘍だった。
口腔粘膜上皮にできたメラノーマ

12月11日(金)

病院へ。
病理検査をすることになった。
腫瘍の根元部分を縛る。

12月18日(金)

メラノーマ(悪性黒色腫)だと判明。

12月19日(土)

腫瘍除去手術。
口内の腫瘍だけでなく、リンパも切除。
このとき、
手術しなければ2ヶ月
手術して6ヶ月
抗がん剤治療して(再発がなければ)1年
と余命を宣告された。

12月29日(火)

術後、何日かは口内がひきつって食べにくかったようで
フードをこぼしていた。
傷口は良好。

1月17日(日)

抗がん剤治療開始。
手術痕は良好。
メラノーマの手術後約1ヶ月

2月7日(日)

抗がん剤治療2回目。

2月27日(土)

抗がん剤治療3回目。
白血球が減少しているため、抗がん剤は
通常の半量のみ投与との説明があった。
白血球用に薬をもらう。
1ヶ月後に白血球数が回復しているか確認の上
抗がん剤治療をするかどうか決めることになった。
治療後、後ろ足がよくない。食欲はある。

3月27日(土)

白血球の数が戻り、抗がん剤治療を行う。
4回目。
投薬は通常の半量。

3月28日(日)

体調は悪くなく、ご飯の時は速足で来る。

4月23日(金)

血液検査の結果、白血球の数もいいので、
抗がん剤を全量点滴。

5月24日(月)

旅行から戻り、迎えに行く。
預けてすぐに立てなくなり、ステロイド治療を
行ったと説明があった。
そのため、21日に予定していた抗がん剤治療は
行っていない。
レントゲンを見ると、肺が白くなっている。
肺への転移を確認。
5月12日から24日まで、海外旅行に行ってました。
旅行中気がかりだったのが、ジンの様子。
この旅行が夫と私だけで行くのなら、
この状況では取りやめたのですが、
ジンの病気がわかる以前から計画していたことであり、
私の両親の結婚50周年を祝うものでもあっため、
高齢の両親が非常に楽しみにしていたので行くことにした。
ジンを預けるときに、動物病院の先生には
何かあったら昼夜構わず連絡をお願いしておく。
ところが、その後、夫がひそかに先生に電話をして
何かあったら夫の弟に連絡してもらうよう依頼していた。
何かあっても切り上げて帰ることもできず、
何もできないし、旅行中泣いていては
両親に気を使わせるというのがその理由。
このことは、ジンが亡くなったあとに夫から聞いた。

5月25日(火)

リンパに腫瘍を発見。
肺への転移もあるため、手術はしない。

5月28日(金)

抗がん剤治療を行う。5回目。
最近、呼吸が早く荒いような浅いような、
そんな感じがする。

6月12日(土)

呼吸が荒くなる。

6月13日(日)

立てなくなる。
トイレに連れて行けば自力でできる。

6月14日(月)

今日明日が山場か。

6月17日(木)

食欲が落ちた。チーズは食べる。

6月19日(土)

ドライフードをやめて、レトルトにする。
食べられれば何でもいい。

6月21日(月)

トイレに連れて行き、オシッコをさせた後、
自分で歩いた。
立って歩いて水を飲みに行った!
奇跡の男!!
先週は、本当に危ないと思ったので仕事を休んで
ずっと一緒にいた。
呼吸も前より楽そうだし、よくなったように思えたので
遅刻・早退をさせてもらったが、取りあえず出勤した。

6月24日(木)

調子が良さそうなので、明日は病院に行って
抗がん剤治療ができるかも。

6月25日(金)

容体が悪くなる。
昨日までは悪いながらも、先週より良さそうだったのに…。
病院へ行くのは取りやめる。

6月26日(土)

未明に息を引き取った。
落ちたとはいえ、最後まで食欲があったので、
この日に亡くなるとは想像できなかった。
食い意地が張っているシェリーとモルトは、
亡くなった日の当日は一切食べなかったので
まだまだ大丈夫とどこかで安心していた。
肺に転移して肺水腫になったら、かなり苦しいので
安楽死も考えてくださいと獣医師に言われていた。
苦しみが長く続くようであれば、楽にさせてやりたい
と夫と話していましたが、本当に耐えがたいほど
苦しいものなのか判断できなかった。
1時間ぐらいかかるので、病院に連れていくのも
負担がかかるだろうし一緒にいたかったので…。
あとになって、酸素吸入器を貸し出してくれる
病院があることを知った。
かかりつけの病院が対応しているかどうかは不明だが、
そういう方法があると知っていたら聞いてみれば
よかったなと思いました。
病気がわかってから亡くなるまで約半年。
その間、ずっと悪かったわけではなく
いわゆる闘病生活は最後の2週間でした。
そのため、1年は一緒にいられるかと思いましたが
転移してしまい叶いませんでした。
ときには落ち込み、嘆きもしましたが
病気とは関係なく毎日過ごしているジンに
私自身が勇気づけられることも多かったです。
ジンの存在自体が私にとって幸せでした。
その事実は、これからも変わりません。

ヒトミ

著者:ヒトミ

東京在住。犬のいない生活なんて考えられない!犬中心の毎日を送っています。趣味はアジリティー(ドッグスポーツ)と写真。

Twitterフォロー