ズボラなオットの緻密な旅計画<1>

2006年6月7日(水)
「時間、大丈夫?」普段は時間には無頓着なツマが電車の時刻を気にして聞いてきた。「ほぉ、いい質問だね」と時計を見やると大変な状況になっていた・・・
成田エクスプレスに乗り遅れてはいけない、という脅迫観念から、必要以上に早く自宅を後にしたため、やはり品川駅に相当早く着き過ぎてしまった。
時間潰しにお茶を飲みながら、それまでモッタイぶって内容を伝えていなかった今回のドイツ・オーストリア旅行に関して、仕事なんぞそっちのけでThomas Cookの時刻表をいかに駆使しながら、綿密に訪問地の設定やその目的を合理的かつ限られた時間内で周遊するような計画を立案したか、そしてその成果物であるエクセルシートに記載されたスケジュール表に従って懇切丁寧かつ得意満面になってツマに語っていた(おそらく鼻腔も大きく広がっていたことは容易に想像できる)私は、その瞬間妙な汗が吹き出てくるのを感じた。
「やばい!急ごう!」まるで二人してロナウジーニョのごとく駅構内の人混みをかきわけて、プラットフォームに駆け下りた。ど~よ、この俊敏な動き、日本代表に呼ばれるんじゃないか?という思いがふと頭をよぎった。
何とか電車には間に合ったものの、何となく今後の旅に「イヤ~な予感」を感じさせるものがあった。
そして、それは、当った・・・
妙な事に関しては勘のいいオットである・・・
つづく